コンピュータ
コンピュータは計算機です。
計算する機械なので、数値と論理を扱います。
数値は論理で表現可能です。
唯物論によれば、論理や数値を用いて世界の事柄を表現できるため、コンピュータの応用範囲は広いです。
現在、コンピュータで言葉や絵、写真、音楽、動画を表現することは一般的です。
これらは高度な応用です。
コンピュータは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで構成されています。
ハードウェアはコンピュータの物理的な実体で、現代は電子機器でできています。
ソフトウェアは、その電子機器上で表現される情報です。
ソフトウェアは、コンピュータがどのように動作するかを決めるプログラムと、操作対象となる情報であるデータから構成されています。
ハードウェアは、いくつかの種類に分類されます。
* 演算装置 - 実際に計算を行う部分 (CPU, FPU, GPU など)
* 記憶装置 - 多くの情報を保存する部分 (RAM, ROM, HDD, SSD など)
* 入力装置 - 人間がコンピュータに情報を入力するための装置 ([[キーボード]]、マウス、カメラ、マイク など)
* 出力装置 - コンピュータが計算結果を人間に伝えるための装置 (ディスプレイ、スピーカ、プリンタ など)
ソフトウェアは、いくつかの階層に分類されます。
* [[オペレーティングシステム]] - ハードウェアを直接扱うソフトウェア
* ライブラリ - 複数のアプリケーションの共通部分
* アプリケーション - 実際に役立つソフトウェア
ネットワークは、コンピュータどうしをつないで、情報をやり取りできるようにしたものです。
情報のやり取りを通信と言います。
ネットワークでは、情報で表現できるものは何でもやり取りできます。
文字でも絵でも音声でも映像でもやり取りできます。
現代では世界中にコンピュータのネットワークが張り巡らされています。
ネットワークどうしをつないだひとつのインターネットになっています。
ネットワークならではのアプリケーションには次のようなものがあります。
* ウェブページ
* 掲示板、ウィキ
* 電子メール
* チャット
* 動画配信
* オンラインゲーム
* クラウドストレージ
* ソーシャルメディア (SNS)
* テレワーク